期末テストの成績、公表します！

　当勉強クラブは、進学教室としての責任をになうべく、毎年春に『受験生全員の高校への進学実績』を公表しております。
　しかし、中間テストや期末テストなどのそれぞれの中学校内の成績は、塾生たちにとって入試に向けての学習過程の一つにすぎないとの考えもあり、正直なところ、あまり積極的に公表はしておりません。

　勉強クラブの教務の第一目標は、あくまでも『入試に向けての指導』であって、『各中学校内での中間・期末テストに向けての指導』は、正直、二の次になっているということでもあります。

　当塾が、学校のテスト対策にあまり熱心になれない理由の一つは、中学校の教務進行のかたちにあります。

　中学校の教務進行は、入試結果に直接結びつかないようなアンバランスな点が多く、例えば、ほとんどの中学校では、事実として、文科省が奨める指導計画に沿っての授業がなりたっておりません。中３の入試日までに、中３の学習範囲の指導が終わっていないなどという中学校がざらに存在します。

　高校入試では、全範囲が出題されるというのに……。

　『高校入試の結果に責任をもちたいという教務目的』の塾にとっては、それが一番の悩みの種になります。

　入試に関わる学習指導は、塾主導で十全に計画的に行っていかないととても責任をはたせません。中間・期末テスト対策にばかりふりまわされてしまうと、なかなか思うような入試結果がだせないのです。

　ところが一方で、中間・期末テストの成績結果ばかりを広告のメインにすえる塾もあります。

　当勉強クラブや城先生の率いる小島進学セミナーさん（２０１９年春に域内一位の進学実績を出した塾です／正直、この年は勉クラが後れをとりました…）などのように、全受験生の進学先を正確に明示する塾は、むしろ少数派です。

　多くの個別指導塾では、受験生や保護者のみなさまにとって一番肝心なその『高校入試の実績』を公表しません。

　ほとんどの補習系の個別指導塾では、あいもかわらず“塾生が期末テストで○○点アップした”的な一時の成果のみを強調しています。

　この広告宣伝の方法がいかにトリッキーで保護者のみなさまを迷路に追い込んでいるかは、当お知らせ欄・別掲の『塾長コラム／塾の偽装広告いかがなものですか？』にくわしく述べたとおりです。

　──まやかしの多い塾広告が氾濫する現況に苦言を呈すべく、地域の保護者や中学生のみなさんのために、勉強クラブとして、一つの目安・指針として、今回は、特別に以下のような期末テストの結果をここに掲げます。

　勉クラでは、高校入試に向けての指導がメインですが、塾生たちは、実は学校内の成績もなかなか晴れがましいものになっていると思いますがいかがでしょうか？

★勉強クラブ２０１９年７月期末テスト等中学校内の成績結果
　　　　（７／１５までに集計できたもののみ）
○中３生
＊栄中　　　Ｒクン……埼葛テスト学校内５科目１位
＊前川中　　Ｋクン……埼葛テスト学校内３科目１位
＊吉川東中　Ｉさん……埼葛テスト学校内５科目１位
＊北中　　　Ｓクン……埼葛テスト学校内５科目２位
＊三郷南中　Ｙクン……期末テスト学校内５科目２位
＊潮止中　　Ｎクン……埼葛テスト学校内３科目２位
＊早稲田中　Ｉクン……期末テスト学校内５科目２位
○中２生
＊瑞穂中　　Ｕさん……期末テスト学校内５科目１位・９科目１位
＊北中　　　Ａさん……期末テスト学校内５科目１位
＊前川中　　Ｓさん……期末テスト学校内９科目１位・５科目２位　　
＊前川中　　Ｋさん……期末テスト学校内９科目３位
○中１生
＊早稲田中　Ａクン……期末テスト学校内５科目１位
＊北中　　　Ｃクン……期末テスト学校内５科目１位
＊前川中　　Ｎクン……期末テスト学校内５科目２位
＊前川中　　Ｉさん……期末テスト学校内５科目３位（英数国１００点）
＊潮止中　　Ｉクン……期末テスト学校内９科目２位・５科目３位